心のケアとケアの心

先日、悩みのご相談を受けました。

私はカウンセラーではありませんので、どうしたらよいかわかりません。

でも、一人で悩んでいる時の辛さはよくわかります。

なので、悩んでいる方の気持ちにできる限り寄り添いたいと思っています。


熊本の震災の後に、熊本へカウンセラーの講演会に行ったことを思い出しました。

その時の内容をまとめてみました。

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「心のケアとケアの心」


「ケアの心」というのは、人が形は違えど生まれながらにもっているもので

「誰かの役に立ちたい、生きたい、知りたい、仲間になりたい」というもの。

この「ケアの心」が充実していると、人は幸せを感じます。

そして、その「ケアの心」を充実させるには自分の「心のケア」が必要なのです。


「心のケア」のための10のPoint

1、心的症状(恐怖、不安など)が出るのは正常

2、自分に厳しくしすぎない(悔やまない)

3、他人の評価を気にしない

4、言葉にしてみる

5、助けを求める

6、聞いてもらう

7、聞かせてもらう(相手の状況を受け止め合う)

8、休む

9、時間をかける

10、助けてもらうことを受け入れる


8、「休む」ことについては、今までの思考の流れを断ち切ることであって

自分が「休む」ことを覚えなければ「ケアの心」が充実しないのです。


そこでカウンセリングでは以下のような提案をされています。

落語をきく・・・「笑えるまできくこと」真剣にきかないと笑えないため

カメラ・・・・・シャッターをとる瞬間は何も考えられないため

九九・・・・・・声にだして暗唱 九九に限らず声を出し暗唱はおすすめ

自分にとって嬉しいことを10書き出す

臨床美術・・・・リフレッシュになり集中できる 疲れを感じやすい人におすすめ


子どもたちに「ケアの心」を増やしてあげるには

「いてくれてよかった」「いてくれてありがとう」と声に出してあげること。


最後に、こんな話をしてくれました。

「子どもがテストで35点でした。そんな時、親のあなたはどう声をかけますか?」

普通の親であれば、原因を探ったり、がんばりなさいと声をかけるかもしれません。


先生はこう応えてくださいとのこと。

「テストの結果は残念だけれど、お母さんはあなたの味方だからね。」


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悩みはたった一人で抜け出すのは困難です。

カウンセラーの経験から発せられるこれらの言葉も片隅にでも頭に入れておくと

いつか自分や他の誰かの役に立つのかもしれません。

アトリエSHO彩blog  IRODORI

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