15年の節目
先月43歳の誕生日を迎えました。この歳は決断の年になります。
大きく人生を変える時は「えい、やっ!」って決めるものだと思っていたけど、実際はそんな感じでもなく、まるで潮が満ちるように、静かで穏やかな感覚があります。なのに揺らがないおっきな力を感じながら不思議な気持ちで、今年の誕生日を迎えました。
自分の人生を振り返るとリズムがあるようで、これからの15年間は「自分期」です。次の節目は15年後かなぁ、どこにいて、どんな風になっていたいかが、まるで過去のようにモノクロ写真で見えています。もちろん先のことはどうなるかはわかりませんが、若い時には未来が全く描けなかったので、こんな風に感じた経験はありませんでした。
昨夜息子に「お母さんにも夢があるのだけど、聞いてくれる?」と話しました。「いいね!僕が支援するよ。2,000円あげる。お母さんの人生だからね。」
もはやどちらが大人かわかりません。
りんごも最初は小さいね、色も青っぽいね、少しずつ重さが出て、光を浴びて熟すんだよね、なんて思いながら昨夜「りんごの和紙画」を制作しました。歳を重ね熟しても、りんごのように凛として愛らしく、甘さも青っぽさも香るこれからの15年を過ごしたいです。
0コメント